ほびのおん。

日常の潤いに少しでも乾きを与えるための遺書

2018年2月8日。

 

 

本が好きでした。外斜視になってから新しい本には疎遠になっているけど、家にあるものは大体内容を覚えているので何度も読み直しています。たくさんの本を読みたいというよりは気に入った本を何度も読みたいタイプです。小学生の頃は、貸出延長を重ねすぎて司書の先生からその本を譲ってもらう、やわらかい強盗をしました。本って、味があるんです。ライトノベル文学少女を気取っているわけじゃないんだって!ほんとに!3冊だけ、おいしい本に出会ったので、今日はそれを紹介しようと思います。(そろそろブログのネタも尽きるしね。)

 

 

本の内容については書きません。食べログです。

 

 

 

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

 

 

 

西の魔女が死んだ(作:梨木香歩)

実にベタオーソドックスなところから紹介します。これは、出汁?のようなうま味を感じます。読みながら、喉の奥をゆっくり動かすと、淡い和風出汁のような風味が広がるんです。質もいいものを摂取すると細胞が蘇るような感覚になりますよね。この本は、疲れた時によく読みます。がっつり食べる元気がなくても、ふっと息をつきながら潤していくにはいい作品だと思います。

 

 

 

スリースターズ

スリースターズ

 

 

 

スリースターズ(作:梨屋アリエ)

着色料たっぷりのワタパチです。チープでジャンクな味がします。中学生向けということもあって、読んだ途端パチパチはじけて消えていくので、どんどん文字を放り込んでいきます。ハードカバー版の総ページ数は325Pですが口当たりが軽いので胃もたれもしません。(読み)やすい!美味い!いろんな色に染まったお菓子なんて体に悪いけど、これは本なので大丈夫!おやつ感覚で読んでみてください。

 

 

 

ハッピーノート (福音館創作童話シリーズ)

ハッピーノート (福音館創作童話シリーズ)

 

 

 

ハッピーノート(作:草野たき,絵:ともこエヴァーソン)

シナモンをたっぷりいれたホットミルクの味がします。口に入れた時はミルクのやわらかい味がします。隙間からスゥっとシナモンの香りがするんです。ミルクとシナモンのバランスは場面によって変わります。塾の場面がシナモン強いかなという感じです。これはじっくり読んでもらいたいなあ。

 

 

以上の3冊は私が中学生の頃に読んだ物語なので、比較的子供向けな味です。本を読むというよりは、お菓子をつまむような気持ちで読んでください。

 

 

味のする本、他にも読みたいなあ。